灯火会ヒストリー

灯火会ヒストリー

2011年開催 灯火会のつどい

第3回 灯火会と花火のつどい
開催日 平成23年8月27日(土)
テーマ 「命」
開催地 福住やすらぎ公苑(天理市福住町5012)
出演者 河内家菊水丸(河内音頭)他
来場者数 約2,500人

レポート

平成21年に開催された第1回大法要を受け、地元や関係者から是非とも恒例行事にとの声に応える形で行われたもので今年で3回目。今回は奈良県と天理市の後援も受けるなど、ますます県民や地元に密着した行事として実施。加えて今回は甚大な被害をもたらした東北大震災の慰霊も兼ねて盛大に行われた。
この日は、夕方から近畿地方は大雨。県内各地でも警報が発令されるなど土砂降りの雨と雷で大嵐の状態で、スタッフはおろか来場を予定していた誰もが中止を覚悟していました。ところが現地、福住では午後3時頃に大雨が降ったものの夕刻にはすっかりと雨が上がり、開始時刻には何と星空に。来場者の足元心配し、雨でできた水たまりなどを修復していた私たちの姿に霊達が雨雲をどこかに運んでくれたような天候でした。
こうした奇跡の中、陽が落ちる頃になると各地から20台近くの送迎バスなどで訪れた人々があふれる中、新しく建立された高台の地蔵尊前の広場に供えられた約3,000本のローソクに一斉に点火、その優美な灯りにため息が漏れ、大きな拍手が沸き起こった。濡れたローソクを心配していた私たちはうれしさと感謝の気持ちがこみ上げてきました。特に中心に灯火で描かれた「命」の文字には感激の声があふれ、記念写真に収める参加者の姿もあり、命の大切さを改めて実感していただいたのではないかと感じました。

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